@ITSUMO新宿には、カラフルな背景紙がたくさんあります。その数なんと、30色。
背景紙って、あんまり馴染みがないと思うのですが、写真の印象が大きく変わる、とっても便利なアイテムです。そんな背景紙の選び方のコツを伝授します!
宣材・オーディション
宣材写真やオーディション写真の場合は、白、黒、グレー系で撮影される方が多いです。
宣材写真やオーディション写真に関しては、光もとても重要になってくるので、参考写真がある場合は、ぜひご持参くださいね。同じ色の背景紙でも、照明の当たり方で全く異なる印象になるので、注意が必要です。
また、オーディション写真で、「自分らしい雰囲気で」という場合があります。声優さんがたまにおっしゃられる印象です。
「自分らしい写真」と言われたら、自分の好きな色、似合うねと言われる色、なんか自分らしいなと思う色など、自由に色を合わせてみましょう!
実際にご来店頂いた方の、宣材・オーディション写真です。
また、スタジオでは、鏡の前で色を合わせることができます。
もし、「私の服、黒ばっかだ…」「好きな色ってピンとこない…」という方は、スタジオでご相談下さい。
鏡の前に立っていただいて、私がご提案させていただきます!ご相談もお気軽に。(公式LINEはこちらから。)
ちなみに、オーディションや宣材写真を撮影する際の衣装ですが、シンプルで清潔感のある衣装がおすすめです。
何のオーディション・宣材かにも寄るのですが、無地で、白・グレー・黒あたりでまとめると、見やすいです。
ビジネスポートレート・他ビジネス利用写真
ビジネスポートレートの場合は、青系の背景紙が美しいです。「ウルトラマリーン」という紺色の背景紙は、スーツの方に大人気で、高級感のある仕上がりになります。
「トゥルーブルー」という水色の背景紙は、就活写真や証明写真に便利です。
水色は、証明写真だけだともったいないくらい良い雰囲気が出るので、他のビジネスポートレートの例もご紹介します。
また、少し個性的な色もご紹介します。
女性や知的な印象を出したい場合は、茶色もおすすめです。男性にもよく似合う色です!
あとは無難に白とグレーです。Webサイトや印刷物にも展開しやすい色ですね。
ご職業によっては、モノクロ写真も撮りたい方もいらっしゃると思います。クリエイティブ関係者や建築家など。かっこいいですよね。モノクロにするとこんな感じになります。背景は、黒か白です。
あとは番外編として、個性的なビジネスポートレートを撮影したい場合は、チーフやネクタイなどの小物の色に合わせた背景でも面白いです。
例えばこちらの写真はカップルフォトですが、蝶ネクタイの色と背景紙を合わせています。(使用色:クリムゾン)
お祝い・記念写真
スタジオには、いろんな記念にお客様がいらっしゃいます。
今回は、服装に合わせて背景色を決める場合と、季節に合わせて背景色を決める場合に分けてご説明します。
ドレスやお着物の場合
ドレスやお着物の色、またはブーケ等小物の色に合わせるのがおすすめです。
結婚式で使用するお写真の場合は、式のイメージカラーに合わせると、統一感が出て当日使いやすいです。結婚式場のテーマカラーに合わせて背景色を決めているお客様もいらっしゃいます。
季節のお祝いの場合
ご入学・ご卒業など春の撮影では、ピンク系が大人気でした。
桜の色でもありますし、ランドセルや晴れ着とよくマッチしていました。通年通して人気色ですが、「レモネード」も春らしい色として、よく使われます。
夏は、緑や青空の水色がよく似合います。
秋は、茶色やベージュ。ハロウィン撮影も盛り上がりました!
冬は、クリスマスや年賀状撮影、バレンタインなど、そのイベントにちなんだ色が人気でした。
例えば、干支の色で撮影したり、クリスマスは赤や緑、バレンタインはピンクが人気でした。
まとめ
背景紙の選び方を、用途や季節、状況に合わせて解説しました。
よくあるご質問として、「衣装の色が同じだと溶けてしまわないの?」とおっしゃられる方も多いのですが、スタジオの照明で撮影すれば、溶けないのでご安心下さい!例えば、例えば私が先日撮影したこの写真、色は黄色しかありません。
服も、靴も、背景も全部黄色です。まとまっていて、きれいでしょう?
衣装や小物の色と、背景紙を合わせると、まるで背景紙も含めてコーディネートしたかのように見えるんです。有名なアーティストさんで、吉田ユニさんという方がいらっしゃいます。吉田ユニさんは、背景紙の使い方がとても上手です。興味のある方は、調べてみて下さいね。
以上、写真をパッとステキにする、背景紙選びのコツでした。
皆様のご来店、お待ちしております!
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